話題数とリーチ数に振り回された挙句見えてきたつまらないオチ

6.13
2012

こんにちは

上場してからというもの、広告とかアプリとかそっち方面に力を入れている感のあるFacebook様ですが・・・。

「いいね!」至上主義はもう過去のもの、重要なのは「話題にしている人!」「リーチ数!」といった流れになりつつあります。
当然私も、そういった目線でFacebookページを管理することが増えてはいるのですが・・・。

※さすがに今回は、キャプチャとかデータのグラフとか出す訳にいかんので、オールテキストでお送りします。

これからは、「いいね!」ではなく「話題にしている人」ですよ、お客さん!
「リーチ数」を意識した、最適な運営をなんたらかんたら・・・・

こんなフレーズが高らかに叫ばれている昨今ですが、実際それらの数値がなんの数字なのかをよくよく見ると、すごくつまらない結果だったりします。

■話題にしている人

1.インサイトの画面で見える数字は1週間の合計。
話題が盛り上がってる期間が長いように見えて、実は1日だけの盛り上がりだったりします。
これは、CSVエクスポートすれば日別の数値が分かりますので、そちらで見ることをお勧め。

2.そもそも、「話題にしている人」の定義に「ページにいいね!を押した人」が含まれる
「話題にしている人」・・・
 ・ページに対するいいね!
 ・ページのウォールへの投稿、ページ投稿へのいいね!やコメント、シェア
 ・ページからの質問への回答
 ・ページのイベントへの出欠の返答
 ・ページの言及
 ・ページの写真へのタグ付け
 ・スポットへのチェックイン
などをシェアした人数。(ユニークユーザー数)

まあつまり、ページに対する「いいね!」がぐっと増えれば、この話題数も増えるわけです。
ウォールの投稿に反応させるだけでは当然限界があるでしょうから、結局のところ話題数を高めるためにはページのいいね!獲得も必要、ってことになります。

3.「話題にしている人」はFacebookページにいいね!を押しているとは限らない
去年、「言及している人」という名前でこの機能が実装されてからあちこちで言われてきていますが、ある投稿がバズったりすると、そもそも「いいね!」を押している人の数よりも多い「話題数」になることがあります。
単純に、話題数/ファン数=エンゲージメント率・・・という計算は結構微妙ってことですね。

■リーチ数

リーチ数、には3種類あります。

・オーガニック・・・
ページを訪れた人、またはニュースフィードまたはリアルタイムフィードでページまたはその投稿を見た人の数。(ページに「いいね!」している人としていない人が含まれます)

・有料・・・
このページにリンクするスポンサー記事または広告を見た人の数。

・クチコミ・・・
あなたのFacebookページを見た人、または友達が公開した記事からの投稿を見た人の数。
※友達が公開した記事とは
 ・あなたのFacebookページについての「いいね!」
 ・あなたのFacebookページのウォールへの投稿、あなたのFacebookページの投稿に対する「いいね!」、コメント、またはシェア
 ・あなたが回答したクエスチョン
 ・あなたのイベントへの招待に対する出欠
 ・あなたのFacebookページについての言及
 ・あなたのFacebookページの写真へのタグ付け
 ・あなたのスポットへのチェックイン
などについての投稿

1.Facebookページに表示されているのは合計リーチ数
つまり・・・。リーチ数が増えた!って喜んでいても、実際に中身を見て見ると、
「新規いいね!が増えただけだった」
「特定の投稿がバズっていた」
「ウォールへのPVが多かった」
「広告を出したから」(プロモーションポストも含む)
など、その原因は全く異なります。

2.オーガニックリーチには、「ページを訪れた人」も含まれる
私もつい勘違いしていたんですが、少し前に紹介したページの投稿は16%しか届いていない、の件。
このオーガニックリーチの数字がそれを指していると言えなくはないんですが、この数値、「ページに訪れた人」が含まれてるんですよ。
なので、極端に言えば、ページのTOPに大量のトラフィックを流せば、オーガニックリーチ数は一気に増えると思います。
しかも、ページにいいね!してない人もカウントされるので・・・。

3.クチコミリーチ、は以外にまともな数値
二次伝播の数値が取れているので、これは面白いと思います。
ただ、これだけ分かってもしょうがないよね・・・。

■まとめ

特定の投稿がバズっちゃうような事態はイレギュラーなので、置いておくとしても。

通常のページの運用において、「いいね!」数がメルマガで言うところの総配信数で、リーチが「開封数」、「話題数」が「クリック数」、というような見方はできないってことです。

各種アクションの数値を、「ページにいいね!している人のうち・・・」という取り方が出来ると、上記のような考え方に近くなるんですが。

おそらく、FacebookはFacebookページの中で会員組織化というか、そういう閉鎖的な展開は推奨していないんでしょうね。
別にページにいいねを押している人がいてもいなくても構わなくて、Facebook全体の中でどれぐらいの人がその情報を欲して、接触しているかというか。

Facebookページを、いわゆるウェブサイトのように分析する事自体がナンセンスな気がしてきました。
いいね!数とかましてやPV数とかはおそらくどうでもいい数字でしょう。

ページの中、ではなくてFacebook全体に視野を広げたうえで、どれぐらいの人が話題にしてくれていて、どれぐらいの反応があったのか、という見方をしないとだめみたいですね。
(というか、今のインサイトのデータだとそうやって見ないと正しくないです)

これ・・・。
何かと似てるような・・・。

ああ、Twitterだ・・・。
結局FacebookページもTwitterと同じような効果測定するのか・・・。
まあ、Twitterは必死にキーワード検索しなきゃいけないけど、facebookはリーチ数とか話題数とかで出てくるんで、Facebookのが楽かな。