いやーほんと助かった。
まじショックで立ち直れないかと思った。
覚書を兼ねて経緯を。
新婚旅行で撮影したデジカメの写真データを、旅行先でSDカードからiPadに移してたんですね。
サンワサプライの「4in1カードリーダー(400-ADRIP001)」ってのを使って。
貧乏人なのでSDカードが2GBとか4GBしか持って無くて、いっぱいになってきたらiPadに移動(コピーじゃなくて)させてたんです。
ビューワーにもなるし便利だなーって。
で、今度はiPadからPCにデータを移そうってんで、USBケーブルでPCにつなぎました。
俺はPCはWindowsユーザーです。
iTunesは一応入れてますが、基本的にデータをiTunesで管理するのに慣れてません。
(iPodに入れる曲も、別のソフト(EAC+LAME)でリッピング→エンコードして、曲を移す時だけiTunesを立ち上げてる。)
なので、直接ストレージとして参照しました。
写真データは、この方法で参照できますよね。
(文書データとかもそうなのかな?)
そうすると、iPadの仕様なのか、デジカメからSDカード経由でデータを移しているのがダメなのか、理由は分かりませんがフォルダが細かく分かれてました。
iPadのアルバム単位、とかではなく、SDカードから取り込むたびにフォルダが生成されるのかな?(フォルダ名は日付とかでは無いです)
で、全部コピーすればよかったんですが個別に作業してたら、一部コピー漏れがありまして・・・。
それに気づかず、ストレージから直接データを全部消しちまいまして・・・。
ということで、行き場のない怒りをジョブズにぶつけまくっていたんですが、どうやらiCloudにデータがありそうだということに気づきました。
iPadにしろiPhoneにしろ、初回のセットアップ時に「iCloudを使う」を選んでいればOKだと思います。(というか、それ以上何か特別な操作をした記憶が無い。)
なお、AppleのIDが必要です。
で、消してしまったデータの復旧方法ですが、少し癖がありますので手順を。
一度手元のデバイスのデータを完全に削除してから、少し前の状態に戻す、という方法ですので、ご注意ください。
特に、バックアップで復旧できない「購入した音楽・映画など」は消えちゃうんでね。
- WiFiもしくは3Gに接続している状態で、iPad(iPhone)の「設定」>「一般」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択
- そうすると、バックアップが始まります。Apple IDを求められたりします。
- 途中でiPadを「新しいiPadとして」設定するか、「バックアップから」設定するか、聞かれます。
そこで、「iCloudのバックアップから復元」を選びます。 - iCloudの直近のバックアップがいくつか出てきます。(日付が。)
- どれか選ぶと、その時の設定内容でiPadが復元されます。
なお、復元直後は「設定」が復元されただけで「コンテンツ」は全て戻ってませんが、バックグラウンドでダウンロードしてますので、しばらくすればデータも戻ってきます。
(アルバムの振り分けとかは全部初期に戻ってますけどね。)
いやー、よくわからんけど助かったわ―。
Mac持ってないからiCloudとかつかわねーよ、って思ってたけど、自動的にバックアップ取ってくれてるってのはスバラシスなぁ。
ただこれ、ネットにつながってたら毎日バックアップ取ってくれるみたいだけど、差分も上書きで同期されちゃうのかな。
今回はたまたま、旅行から帰ってきた後から「iCloudの容量がいっぱいでバックアップ作れません」って言うエラーを無視し続けてたから、旅行後まで遡って復元したけど、これ、間違ってデータ削除した後にバックアップが作られちゃうと、結局バックアップデータからも消えちゃうのかね。
iPodが出始めたころ、よくPCからファイル消したらiPodからも消えちゃった、的なトラブルあったよね。
まあその辺良く分かりませんが、もしiPad、iPhoneで間違って写真消しちゃった人がいれば、一度リセットしてからの作業にはなりますが、iCloudから復元してみると復旧できるかも知れませんよ!