スノーボーダーとして出来る事

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未だ各地で余震も続き、さらには原発も目を離せない状況となっています。
テレビでは関東から地方へ行く人々をここぞとばかりに取材し、いたずらに不安を煽っています。

そんな混迷を極める中、スノーボーダーとして出来ることは何か、いくつか情報をまとめてみました。
今の状況に対してあーだこーだ言いたい事もありますが、それよりも、(たとえ不謹慎だと言われようとも)いままでウィンタースポーツを娯楽として楽しんできた身として、これから先どのように被災地の方の力になっていくことが出来るのか、所詮は小さな力ですが自分なりに考えていきたいと思います。

■スノーウェア等の寄付

かなり早い段階から、いくつかの個人SHOPやプロ・ライダーの呼びかけで始まっています。
また、大手ブランドではUGも、援助運動を表明しています。(※3/17時点で、一旦受付停止)
アウトドアブランドのモンベルでも、ウェアだけではなくアウトドア用品全般(テント・寝袋・バーナーなど)を集めています。
このエントリを書いている時点で最も規模が大きいと思われるのは、「I LOVE SNOW」One’s Handsプロジェクトです。

UG.のブログにありますが、ボロボロのウェアを送ったり、着払いで送ったり、証明書を求めるような人もいるようです。
協力する人は、行動だけで自己満足せずに、今一度冷静に考えましょう。

俺も、去年のウェア上下があまっていたはず。
その前のやつはもう捨てちゃったかな・・・。
あとは着なくなったダウンがある。ニット帽もいっぱいある。

昨日足立のHUGESTに持って行こうかと思い、事前にTwitterで状況を確認してみました。
ですが、やはり狭い店舗に大量の荷物が届き、またその仕訳には苦労されているとのことでしたので、やむなく断念。
お手伝いも申し出ましたが、狭い店内では多くの人が動くスペースが無い、とのこと。
こればかりはしょうがないですね。各地のSTAFFの方々、頑張ってください。

■チャリティーイベント

各地で、多くのライダーたちが発起人となりチャリティーイベントが続々と企画されています。

ライダー発のイベント以外にも、多数のゲレンデが、予定されていた大会を何とか実現し、かつ被災地支援に結び付けようと努力しています。

また、ライダーの個人レッスンによるチャリティーも企画されています。

※全て収集しきれてません。すいません。

これらの運動を、燃料の無駄とか、募金のがマシとか、不謹慎とか、そんな言葉で片付けるのは簡単でしょう。
ただ、各ゲレンデと、その周囲の人々にも生活があります。そして、彼らがこうした企画を実現するまでに、どれだけの苦労があったかを少し考えてみてください。

もともと財政が厳しくなっていたウィンタースポーツ業界にとって、今回の震災は致命傷になりかねません。
既に多数のゲレンデが、(まだ雪があるにもかかわらず)シーズン終了を決定しています。
チャリティーイベントの企画が立ちあがったものの、様々な理由により開催を断念したゲレンデもあります。

いつか、また日常が戻って、またゲレンデでばか騒ぎすることが出来るように。
それまで、我々被害の無かったスノーボーダーで、出来る事を考えましょう。