Facebookインサイトの日時がPST(太平洋標準時)からUTC(協定世界時)に変更されました

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たぶん。

知ってる人は知っていると思いますが、Facebookページのインサイトでダウンロードできるデータ(Excel、CSVの)、これの「投稿レベルのデータ」ってのがあるんですが、それに記載されている日時の仕様が変わったようです。

結論だけ言うと、今までは+16時間(+17時間?)だったものが、+9時間になります。
今月の頭に見た時は変わっていなかったので、今月中旬に変更されたと思われ。

※12/11追記:
仕様が元に戻りました・・・。詳細はこちら↓
Facebookインサイトの日時がまたPST(太平洋標準時)に戻った

何が変更されたかというと、今までは、この日時は「太平洋標準時(PST)」と呼ばれるものでした。

太平洋標準時 – Wikipedia
太平洋標準時(たいへいようひょうじゅんじ、Pacific Standard Time: 略称PST)は、西海岸標準時(にしかいがんひょうじゅんじ)ともいい、協定世界時(UTC)を8時間遅らせた、主にアメリカ西海岸の地域の標準時である。「-0800(PST)」のように表示する。

まあ、ようはFacebook本社がある地域の時間ですね。
日本との時差は17時間となります。

この標準時の最大の難点は、「サマータイム」があることです。
3月の第2日曜日午前2時~11月の第1日曜日午前2時までの期間、上記の時間から1時間ずれます。

太平洋夏時間 – Wikipedia
太平洋夏時間(たいへいようなつじかん、Pacific Daylight Time:略称PDT)は、太平洋標準時の夏時間のことである。
協定世界時(UTC)を7時間遅らせた標準時で、太平洋標準時より1時間進めた時間である。

サマータイム期間中は、日本との時差は17時間ではなく16時間となります。

直近、少なくともこの半年ぐらいは、Facebookインサイトで出てくるデータの日時はこの「PDT」で記載されており、時刻に+16時間することで、日本の時刻にあっていました。

※残念ながら、サマータイム前である3/10以前の状況がどうだったか、私が把握していません。想像するに、3/10以前は「PDT」ではなく「PST」を使用していたはずで、+17時関することで日本の時刻に合っていたと思われます。

で、今日データを見ていたら、この時刻の記述仕様が変わっていました。
どうやら、協定世界時(UTC)で記述するようにしたようです。

協定世界時 – Wikipedia
協定世界時(きょうていせかいじ、UTC、英: Coordinated Universal Time) とはセシウム原子時計が刻む国際原子時 (TAI) をもとに、天文学的に決められる世界時 (UT1) との差が0.9秒未満となるよう国際協定により人工的に維持されている世界共通の標準時 …

UTCって、俺も聞きなれないんですが、ようはグリニッジ標準時(GMT)をもっと正確にしたもの見たいです。
「GMT」はグリニッジ天文台の時刻を元にしたアナログな方法ですが、「UTC」はそれを原子時計なるものを使って寸分の狂いもないように調整してるとか。

基本の考えは「GMT」と同じなんで、日本は「+9:00:00」です。
時差は9時間。

ですので、今後はFacebookのインサイトのデータに、「+9時間」した時刻が日本の時刻になります。

余談ですが、今月の前半に、一部のページで予約投稿の設定時刻と実際に投稿される時刻が1時間ズレるようなバグが多発していました。
どうやらこれは3月にも発生していたようで、タイミング的にはサマータイムの切り替えのタイミング(PSTとPDTの切り替え)で起きていたのではないかと推測できます。

今回の、「UTC」への以降は、このような混乱を避ける目的で行われたのかな、と。

なお、過去のデータまで遡って、全てUTCに置きかえられている・・・ようです。たぶん。

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