Facebookページ新機能、投稿のターゲット設定・公開範囲設定

11.21
2012

Facebookページの投稿のターゲット設定・公開範囲の設定が機能拡張されたみたいです。

以前、「投稿のターゲット設定」機能が全ページで使えるようになったとこのブログでも紹介しましたが、その中でもふれたとおり、ページの設定画面の「投稿時プライバシー設定」にチェックを入れると「ターゲット設定」機能が使えます。

どうやら、それに加えて、「公開範囲の設定」も出来るようになったようです。

まず、おさらいです。

Facebookページの編集画面、「権限の管理」の下の方にある、「投稿のプライバシー管理」といところにチェックを入れて下さい。

すると、使えるようになる機能が二つ。

■1.投稿の公開範囲の設定

投稿ボタンの横に、プルダウンメニューが追加されます。

こちらは、地域もしくは言語のみの設定となります

■2.投稿のターゲット設定機能

投稿画面の下に的みたいなマークが出ます。

地域や性別など、細かい条件を設定可能。
また、設定した内容でどれぐらいの数のユーザーが対象になるか、も出てきます。
※プロモーションポストとは違い、あくまでファンの中でのセグメントとなります。

この二つ、似ているようですが全く別の機能です。
以下の画像を見ると良く分かると思います。

「Shared With:」
「News Feed Targeting:」
前者が「公開範囲の設定」で、後者が「ターゲット設定」です。

英文をそのまま解釈すれば、前者はユーザーにおける公開範囲の設定(友達のみ、とか)と同じで、公開範囲外のユーザーは一切見ることが出来ない、ということになります。
ユーザーの場合、ある投稿がユーザーによってシェアされたりした場合にも、大元の公開範囲の設定はずっと引き継がれますね。なので、ページでも多分そう。

後者は、ニュースフィードのターゲットと書いてあるので、おそらく設定した属性のユーザーに対して、積極的にニュースフィードで表示してくれる、という意味でしょう。
もしかしたら、ターゲット設定範囲外のユーザーーのニュースフィードには、表示されないのかもしれません。

という仮説のもとに、少し試してみました。

ターゲット設定・公開範囲設定を色々と変えてみて、複数投稿して試してみました。
サンプルとして使ってるのはこのブログのFacebookページです。
管理人である私からは、ページのタイムラインでは全ての投稿が見えています。

ページにいいね!を押してくれている友人3名にタイムラインを見てもらったところ、

◆Aさん(居住地:東京都、出身地:神奈川県)
→ 「公開範囲:Saitama」以外の投稿は全て見える。
 (※東京都、神奈川と、両方見える)

◆Bさん(居住地:埼玉県、出身地:東京都)
→「公開範囲:Kanagawa」「公開範囲:Tokyo」の投稿が見えない。

どちらもタイムラインに来れば、、ターゲット設定については関係なく全て見れます。
公開範囲設定については、見れないものがあります。

ただ、プロフィール情報だけで判断しているのかと思いきや、どうやらもっと複雑なようです。
居住地だけでなく出身地も見てるのかと思ったらそうでは無いみたいだし・・。

◆Cさん(居住地、出身地ともに未設定)
→ 「公開範囲:Saitama」「公開範囲:Kanagawa」以外の投稿は見える。

何で東京は見えるのだろうか・・。

3人とも、プロフィール情報に設定してある以外に、各エリアでタグ付けされていたり、チェックインしていたりするようなので、もしかすると単純にプロフィール情報だけで判断しているわけでは無く、直近の位置情報等も見られているのかもしれません。
これって、広告とかも含め全部そうなのかな・・・?

一方で、ターゲット設定に関しては、検証がうまくいきませんでした。
もともとニュースフィードには必ず全ての投稿が流れてくるわけではないので、「ターゲット設定」の問題なのか、エッジランクうんぬんの問題なのか、どちらかわからないです。

ということで、正直良く分からない部分も多いのですが、はっきりとわかったのは以下の点です。

  • ターゲット設定は、ニュースフィードへの表示に関するコントロールなので、タイムラインに来てしまえば設定に関係なくだれでも見れる。
  • 公開範囲の設定は、タイムラインに来ても設定によっては見えなくなる。
  • 公開範囲の設定を行い、ターゲット設定は行わなかった場合、自動的に公開範囲設定で指定した地域がターゲット設定に適用される。
  • 公開範囲の設定を行い、ターゲット設定は別の地域等を設定することも可能。
  • 地域の情報は、単純にプロフィールのデータを見ているだけでは無く、チェックインとかタグの情報も見ているっぽい。

ふむ・・。
せっかくなので、活用法を考えてみました。

■ページの多言語対応
Facebookページがグローバル対応したなんていうニュースもありましたが、公開範囲の設定をうまく使えば、多少はそれに近いことできるんじゃないですかね。

例えば、基本は日本語で運営しているページだけど、たまに英語で情報を投稿するとか。
あ、もちろん、ファンの中にそもそも外国の人がいなきゃ意味無いですけどね。

■全国展開チェーン店のページとか
例えば特定の都道府県でのみ実施するキャンペーンとかセール情報とか、そういうのは公開範囲を絞ってもいいかもしれませんね。
他県のユーザーからすればノイズになるケースもあるので。

ただし、前述の通り地域情報の参照ロジックが不明なので、よほど限定的な情報で無い限りは絞らない方がいいかも。

■特定の属性のファンに積極的に情報を届けたい
ターゲット設定はこういう目的で使うんでしょう。
男性向けの商品、女性向けの商品、若者向けの情報。
必ずしも他の属性のファンから隠す必要はないんだけど、なるべく属性がマッチしたファンにたくさん情報を届けたい。
そんな時には、公開範囲は「全体」でターゲット設定で絞り込むといいかもしれません。

実際は、ターゲット設定する場合としない場合で「リーチ数」と「エンゲージメント率」にどれぐらい差が出るのか試してみる必要があるでしょうけど。